技術ブログ

ジャストワーク研修レポート

2020年02月21日
レポート

※研修内容には個人差があります

入社して半年が経過しようとしているので、弊社で受けた研修内容を記録します。
自分の会社以外の研修内容を知る機会は少ないので、これから入社する方の参考になったり、転職活動中の方の参考になれば幸いです。

目次
 -入社時の自分の状況
 -入社日について
 -研修内容
 -研修中にプロジェクト(案件)に参画させて頂けた話
 -研修中の会社の雰囲気
 -結局研修内容は入社してみないとわからん



 -入社時の自分の状況

前社でRPA開発6ヶ月 
モバイルアプリ開発3ヶ月

RPAは「プログラム不要で作るロボット」のためほぼVBA開発。
モバイルアプリ開発は、既存のアプリの新機能追加を数件担当
Gitはmasterブランチ1本でしたし、バックエンド周辺は他社様に依頼していたので自分で理解して触ったこともありませんでした。
そんな状態の入社時の自分の研修内容を紹介します。




 -入社日について

入社日当日からいきなり2枚のディスプレイと大きい机、良い感じの椅子が用意されていて嬉しかったです。
環境構築中にまず驚いたのが、自分の好きなツールをガンガン使えることです。
VSCodeやSafariだけでなく、特に面倒な手続きもなく使用したいツールを使えることが新鮮でした。




 -研修内容

「1~2ヶ月は教育担当の方から研修を受ける」ということで研修が始まりました。
大まかな研修内容は以下の通りです。(研修内容には個人差があります)

・環境構築
・電卓アプリの作成
・アルゴリズムの問題をAndroid,iOSのアプリで解答する
・家電をiOSアプリで擬似再現する
・SQL,APIについて

研修体制が入社前に想像していたよりもかなり丁寧でした。
研修期間中に自分は、教育担当の方に毎日の様に質問に行きました。
最初の頃は教育担当の方から何度も自分の席に来てくださり、「Slackでも直接でもいつでもど〜ぞ〜」と何度も言って頂いたので、段々と遠慮なく質問することができました。
11月入社と言う中途半端な時期に入ったので、新卒入社の方も他に居ません。
そんな状況の中、技術責任者の方が付きっきりで教えてくださいました。

研修中には他の先輩方が「どんな事やってるの?」と聞いてくださったり
同じ課題を家で解いてくれていたり、アドバイスをくれる先輩方が何人も居ました。(その節はどうもです)
後にも書いていますが、この研修中に質問しやすい空気というのが本当に精神的にも助かりました。
入社前に行き詰まって放置していた自作アプリも、研修中にもう1度挑戦してみると今までよりもかなり進める事ができました。
この時に(研修課題を解く事に集中しているうちに)モバイルアプリのコードを書く事も力が付いてきているのを実感できました。

・研修内容一例
問題を頂いて(Android,iOSの)プログラムを組んで回答する形です。

例:10未満の自然数のうち, 3 もしくは 5 の倍数になっているものは 3, 5, 6, 9 の4つがあり, これらの合計は 23 になる。同じようにして, 1000 未満の 3 か 5 の倍数になっている数字の合計を求めよ。

最初は1時間で解ける様な問題から頂いて解いてみて技術責任者の方に報告し、添削していただくという流れでした。
徐々に問題の難易度は上がっていき、最後の問題は数日掛けても解けず何度も質問に行きました。
少しでも前に進んだらSlackで「すごーい」スタンプを頂けるので、モチベーションが上がりました。

・研修中のコードの一部



-研修中にプロジェクト(案件)に参画させて頂けた話

技術責任者の方が自分の実力を見て、研修中でも出来るであろう仕事を振ってくださいました。
最初に受けた案件では技術責任者だけでなく、営業の方やフロントチームの方が声を掛けて心配してくださっていました。
「困ったらいつでも言ってね」
「わからないことは私をCCに入れてメールしても良いし私に直接聞いても良いからね」
「がんばってね」
29歳にして生まれて初めて美少女の様な扱いを受けて案件に取り掛かる事ができました。

研修が丁寧なだけでもありがたいですが、会社の居候感を軽減させて頂いた事がこれまた精神的に助かりました。
初案件の仕事内容は、本当に誰でも出来る様な内容かもしれません。
しかし研修中はニート状態で会社にいる様な気分なので、たとえ赤字の案件でも自分の仕事に1円でも発生している事実が心を平安に保つ事ができました。
今後コツコツ返していきたいです。




-研修中の会社の雰囲気


・質問しやすい空気
研修だけでなく、仕事をしていてもそうですがオフィス全体に質問をしやすい空気感みたいなものがあります。
オフィスには常に音楽が流れていて、多少の私語をしても浮かない様な空気感です。
そんな中で毎日誰かが誰かに質問をしています。
聞かれた側の時間を奪っているという自覚を持って質問をしている様に見えますし、答える側も人として優しい答え方をしている印象です。
プログラマの方は自分のわかることを聞かれた時に、返事がぶっきらぼうだったり攻撃的な方が多い印象だったので驚きです。過酷な現場にいた自分からすると急な環境の変化に入社後1ヶ月で5kg太ったものです。(幸せ太り)

でもいつまでも質問していてはいけないし、する側ではいけないと思います。
後輩や自分が教える事ができる様になった時に、同じ様に感じてもらえる接し方をしたいですね。

・穏やか系の人たちの集まり
ここでいう穏やかとは、攻撃性のほぼ無いという様な意味です。
マイペースではなく、穏やかが自分の中でしっくり来ています。
新卒の方に「この会社は皆人間性が穏やかですよね」と言ったところ
「社内の人が皆穏やかなので、入ってきた人も穏やかになるのでは無いか」という見解でした。
それくらい穏やかな人たちの中で毎日を過ごすと、会社から自宅に帰っても不思議と元気が残っているもんです。




-結局研修内容は入社してみないとわからん

転職活動中は、実際の研修内容はわからないことが普通です。
そんな中、しっかり人を教えるという人員と環境を用意してもらえて質問がしやすいというのは
自分には恵まれた研修環境だったと感じています。
コードを書く力はもちろん、会社の雰囲気に慣れて入社直後特有の精神的疲労にケアして頂いた研修でした。

どなたかの参考になれば幸いです。

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